つい先日、テレビである芸人(名前忘れました)が山本耕史に言っていました。
「え~。一緒に住んでるんですか?帰ったら、堀北真希が待ってるの?俺、その物件に住みたい」と。
「堀北真希が待っている」という付加価値がついた部屋に、男性はいくらまでなら家賃を出すのかな?と、いつものように私はどうでもいいことを考えていました。もちろん芸能人や大金持ではなく、一般のサラリーマンだったらです。すべての娯楽費を家賃に投入してもいいと思う男性も少なくないかもしれませんね。そして更に、どうでもいいことですが、私だったらどうだろう?と考えて、ちょっと恐ろしくなりました。
私が待っている部屋・・・というだけで、通常の家賃相場より安い値段で叩かれる気がしてなりません。何の役にも立たない、ぐうたら女の私がいる部屋なんて、男性からしたらマイナスなのではないかと(私って意外と謙虚)。
今から10年前にも同じようなことを考え、男友だちに聞いたことがあります。「○○ちゃん(共通の超美人友)と結婚できるなら、いくら払う?」と。当時、彼は20代後半で預貯金500万円。彼の回答は「結婚できるなら300万円出す」。300万円という金額は、頑張って貯めたお金の半分以上です。それを払うというのは、かなり本気で好きだよなあ~と妙に感心した記憶があります。そして、その時も私は「お金を出してまで、私と結婚したいと思う男の人って・・・未来永劫いないだろうなあ」と、思ったっけ。
恋愛や結婚をお金に換算するのは間違っていますが、置き換えてみると、自分の気持ちも、相手の気持ちもよくわかるものです。自分が待つ部屋が、相手にとってどれくらいの付加価値があるのか?秋の夜長に考えてみると面白いかもしれません。