婚活相談を受けるにあたり、気になって仕方がないのが「条件と恋に落ちるポイント」を混同しているということです。
婚活カウンセリングで、お相手に求める条件や好みの男性を伺うと、条件と今迄好きになった男性の特徴を同じレベルで語る女性が多いのですが(というか皆さんそう)、これは別物。婚活をする上で重要なのは、とにかく「自己分析」なので、まず頭の中を整理する必要があります。
「条件」と「恋におちるポイント」は区別して考える。現実的な条件は2つに絞り、とにかくその人達に会う!それが大事。
ところが、それを実践してみたけれど、「ピンとくる男性に出会えない」という女性がいらっしゃいました。美人で聡明なのになぜ?と周囲が思っているであろう典型的な女性です。話していて感じたのは、婚活が長引きすぎて判断基準が曖昧になり、理想像がぼやけてしまっているのです。
彼女の恋愛の傾向は私に似ていて、「まっとうなサラリーマンだけど、性格がアウトロー」なタイプに惹かれるようですが、全うなサラリーマンはいいとして、「性格がアウトロー」の部分が、本人も具体的に表現できず、過去に好きだった人の事例を挙げてらっしゃいました。ポイントを具体化しないと何人に会ってもピンとこない・・・の繰り返しになってしまいます。
私の場合、相手の男性に求めていたのは、「仕事との向き合い方」でした。。なぜ今の職業を選び、どんな気持ちで取り込んでいるか、将来はどうなるのが理想か。必ずこのポイントを聞きだしていたのでジャッジしやすかったです。
何も考えずに恋に落ちて、そのまま結婚するのは20代まで。時間が限られている30代は男も女も、過去を踏まえて戦略的に相手と話すことをおすすめします。